12月も近づき、イギリスでは本格的な寒さが続いています。
夕方4時以降は真っ暗になってしまうため、冬は早めに帰宅し、室内でゆっくり過ごすという方も多いのではないでしょうか。
クリスマスの時期は楽しみも多くなりますが、年末年始前の総仕上げという意気込みの方もいらっしゃるかと思います。
来年2022年に焦点を当てている方も少なくないようです。
YMSの対象国籍が拡大
さて、海外生活を夢見る方にとって非常に魅力的なイギリスのビザ制度、YMS。
正式名称を「Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティー・スキーム)」と言い、イギリスの短期就労ビザ(査証)に分類されます。
他国にある「ワーキングホリデー」と呼ばれる制度ではなく、就労ビザの一種です。
「YMS(ワイ・エム・エス)」という略称で周知されています。
そのYMSが来年2022年1月からインド国籍とアイスランド国籍の方に対象が広がることが発表されました。
日本国籍の方は年間1500名の抽選枠で選ばれるという条件に変更はなく、次回1月の抽選では約半分の800名の抽選枠が割り当てられる予定です。
インド国籍の方の注意点
インド国籍の方を対象に追加のルールが発表されています。
以下の教育または就労の条件を満たす必要があります。
教育条件:RQF Level 6(学士号)以上の学歴があること、または
就労条件:イギリスの長期就労ビザ「Skilled Worker visa」の対象となる職務経験が3年以上あること
上記条件のうち、一つを満たす必要がありますのでご注意ください。
留学エージェント「留学@UK」は日本内外の様々な国籍の方のイギリス留学を長年サポートしておりますが、日本語をお話になるインド国籍の方のサポートも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2013年の事業開始より一貫してオンラインでの無料留学カウンセリングをご提供しており、現地ロンドンにオフィスがある留学エージェントとしての独自の情報網を駆使して、日本国外在住の方や日本国籍以外の方もイギリス留学のサポートにも長年の経験がございます。
ちなみにアイスランド、正式名称「アイスランド共和国」はヨーロッパの一国ですが、EU(European Union/欧州連合)加盟国ではなく、EEA(European Economic Area/欧州経済領域)とシェンゲン協定に加盟しています。
「ヨーロッパ」と一口に言っても、イギリスのようにEUを離脱し、EU離脱後はEEA非加盟国、以前よりシェンゲン協定にも非加盟という立場を取る国もあれば、スイスはEU・EEA非加盟、EFTA(European Free Trade Association/欧州自由貿易連合)・シェンゲン協定加盟国というように、一律ではありません。
それぞれ独立した国家が集まって成り立っている様々な協定や連合について、調べてみると面白いですよ。
日本国籍の方に変更点はありませんが、2021年以降、年間1500名の抽選枠に増えていますので、YMS抽選に当選する確率は高くなっています。
イギリスに少しでもご興味がございましたら、今からYMS抽選への応募を検討してみてはいかがでしょうか。