9月末、明日からは10月という秋のイギリス、今年は例年より肌寒く感じます。
秋から冬への移り変わりが早いイギリスの今年の冬は、いつもより寒いとの予報が発表されています。
今年の冬に留学・YMS・観光旅行等でイギリスにいらっしゃる方は厚手のコート等、防寒対策をしっかりしてくると安心ですね。
イギリスは秋以降、寒さが厳しい地域が多いため、日本の感覚で言うと、過剰なくらいに防寒しすぎて、ようやくちょうどいいくらいです。
また、体温の差からか、暖房をつけ過ぎない、暑がりの方も多いですので、室内にいてももそこまで暖かく感じられないかもしれません。
寒くて体調不良になってしまっては、折角のイギリス滞在・生活がもったいありませんので、限られた時間を有効活用できるよう、準備を整えておくことが重要です。
さて、イギリスでは各構成国、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの政府が情勢を判断し、方針を定めていますが、各構成国毎に細かい条件は異なりますが、概ね主要規制は解除され、更に10月4日からロンドンを含むイングランドに入国する方で対象となる方は10日間の自己隔離が不要となります。
以下、項目毎に詳細をご説明いたします。
なお、これまでのイギリス・イングランドの規制緩和の流れは以下のご覧ください。
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-march-2021/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 2
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-march-2021-2/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 3
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-april-2021/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 4
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-may-2021/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 5
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-june-2021/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 6
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-july-2021/
イングランドのロックダウン解除と語学学校再開予定 7
https://www.ryugakuatuk.com/unlocking-lockdown-august-2021/
マスク着用義務の廃止、引き続き公共交通機関や屋内施設等の混雑した密閉空間での着用は推奨
ロンドンをはじめ、多くの地域の公共交通機関や混雑した場所では引き続きマスク着用が求められますが、マスク着用は法律で定められた義務ではありません。
しかし、ロンドンの街中でも、公共交通機関はもちろん、スーパーマーケット内での買い物時や外を歩いていると、多くの方が引き続きマスクを着用されています。
これから寒くなってきますので、外出時にマスクを着用すると暖かくていい、と思う方も多いのではないでしょうか。
なお、イギリスではマスク「Face masks」以外にも、鼻と口を覆う物の着用を認めているため、顔(鼻と口)を覆う物の総称「Face coverings」と呼ばれています。
ここでは便宜上、「マスク」と表現しています。
イングランドの規制解除
イギリス政府はイングランドの秋・冬に向けた計画「Covid-19 Response: Autumn and Winter Plan」で2つの計画を発表しました。
その計画によると、50歳以上と持病のある成人、ヘルス・ソーシャルワーカー向けの新型コロナウイルス(COVID-19)の追加ワクチン接種、健康な12歳から15歳の1回のワクチン接種、対象者へのワクチン接種の推奨が含まれます。
更に1つ目の計画「Plan A」には、「NHS Test and Trace」サービスによる感染拡大予防の継続と無料のPCR検査、対象者へのインフルエンザワクチンの無料提供、屋内の換気と混雑した空間でのマスク着用の周知徹底を呼びかけることが含まれます。
2つ目の計画「Plan B」は1つ目の計画ではイングランドの医療が危機的状況に陥ることが予測される場合に発動されます。
これには、特定の場所でのマスク着用の義務化、在宅勤務ができる方への在宅勤務要請、ワクチンパスポートの導入が含まれ、短期間の周知での国民の対応が求められます。
政府は入院者数、感染者数の変化、医療機関の全体的な様子を総合的に判断し、2つ目の計画に移行するかを判断します。
イングランドの規制
現在、イングランドでは病院や入国審査時の1メートル以上のソーシャルディスタンスの維持、マスク着用の推奨・一部場所での着用義務、陽性者の10日間の自己隔離措置が規制として残っています。
日本からの留学生の10日間の自己隔離免除
2021年10月4日(月)午前4:00以降にイングランドに入国される方のうち、日本を含む対象国でワクチンを2回接種し、2週間以上経過した方はイングランドでの10日間の自己隔離が不要となります。
渡航48時間前のPassenger Locator Formの提出とイングランド入国後2日目の検査キットの予約は引き続き必須となります。
また、対象者はワクチン接種の証明書が必要となりますので、書類の準備を忘れずにしましょう。
経由便をご利用の方は、経由地が10日間の自己隔離必須となる国・地域でないか、注意してください。
留学@UKが安心サポートする留学生のほとんどがイングランドを留学先に選ばれますが、イングランド以外のイギリス構成国、ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの規制も確認しておきましょう。
ウェールズの規制
引き続き在宅勤務要請と多くの場所でのマスク着用が義務付けられています。
2021年10月11日(月)からはナイトクラブや多くの屋内・屋外イベントに参加するためには、「NHS COVID Pass」の利用か簡易検査「Lateral flow test」の隠棲結果提出が必要となります。
スコットランドの規制
スコットランド政府は情勢の変化によって地域毎に規制を強める姿勢をとっているため、大規模イベントの許可制や大人数が集まる大学・カレッジの講義の規制を行なっています。
2021年10月1日(金)からはナイトクラブ等に入るためにはワクチン接種を証明する必要があります。
北アイルランドの規制
屋内では最大4世帯、15名が集まることができ、屋内施設でのマスク着用が義務付けられています。
ナイトクラブは引き続き閉鎖されています。
イギリスの語学学校の再開状況
イギリス各地の語学学校のほとんどは対面授業がすでに再開されています。
当面の間、対面授業は人気のコースに限られるため、ビジネス英語等の比較的需要が少ない授業は1対1個別授業で受講いただけます。
オンライン授業も引き続き新定番のコースとして提供されていますので、イギリス到着後、自己隔離が必要な留学生も英語学習をいち早くスタートできます。
課外活動ソーシャルアクティビティーもオンラインとの組み合わせで再開されはじめています。
2021年にはいくつかの語学学校が閉校したため、留学エージェント「留学@UK」では常に最新情報を独自のネットワークで確認し、語学学校担当者と密に連絡を取り合いながら留学生に安心して留学計画を立てていただけるよう、細心の注意を払っています。
主要規制は解除されましたが、いつ政府から緊急の発表があるか、油断できない状況が続いています。
また、海外への渡航規制や、イギリスへの入国後の規制にも様々な変化があり、常に最新情報をイギリス政府の公式サイトで確認することが重要です。
留学エージェント「留学@UK」は現地ロンドンからイギリスの最新情報をお伝えし、あなたの人生を変えるイギリス留学・ホームステイ・YMSを安心サポートいたします。
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