3月も中旬に入り、日に日に日照時間の伸びと寒く暗い、辛い冬の気候から過ごしやすい春の気候への移り変わりを徐々に感じるイギリス・ロンドンですが、まだまだ暖かい春模様までは時間がかかりそうです。
今月3月最終日曜日にはイギリスは夏時間(British Summer Time/BST)に切り替わりますが、時計の針が1時間早まるだけで、一気に春の到来を感じる方もイギリスには多く、明るい日中の時間を有効活用できるようになります。
さて、3月は日本の年度末でお忙しい日々を送っていらっしゃる方も多いかと思いますが、4月以降の新生活を少しずつ意識しはじめる時期ではないでしょうか。
長年の目標、英語学習に本格的に取り組もうと意気込んでいる方や、夢の海外留学を実現されたいという方も多いのではないでしょうか。
そのような方に朗報がございます。
イギリスの新型コロナウイルス対策の規制が撤廃されます
イギリスは世界的に見ても非常にスピード感の速い政府の対応により、新型コロナウイルス対策の規制を変更し続け、一時非常に規制が厳しい時期もありましたが、ウイルスとの共存に向け、規制を段階的に解除し続けてきました。
先日のジョンソン首相による発表により、明日2022年3月18日(金)にイギリス・イングランドの新型コロナウイルス対策の規制が撤廃され、イギリスへの入国に関して煩雑な事前手続きや検査が不要となります。
渡航前後のPCR検査や自己隔離措置、渡英48時間前のPassenger Locator Formの提出は不要となります。
これはワクチンの接種状況に関わらず、一律不要です。
すでに規制が解除されている部分も多く、現在ではテストの結果が陽性となった場合でも、自己隔離措置は必須ではなく、最低5日間の隔離が推奨されています。
マスク等、鼻と口を覆うFace coveringsも医療機関(診療所・病院・ケアホーム等)では引き続き着用が求められますが、それ以外の場所では必須ではなくなりました。
例えばスーパーマーケットや公共交通機関等、一部では引き続きマスク等の着用が推奨されていますし、個人の判断で常にマスク等を着用されている方も多く目にします。
イギリスは個人主義の社会ですので、他人がどうしているかを気にするのではなく、自分がどうしたいかによって自己判断し、行動することが重要です。
外出時は外を歩いているときでも常にマスクを着用したい方はそのようにされてください。
イギリスは連合王国のため、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの4つの構成国がそれぞれの政府によって統制されています。
各国の対応をそれぞれ見てみましょう。
イングランド
イングランドでは従来無料でキットが提供されていた簡易テスト、Lateral Flow Test(ラテラルフローテスト/LTF)は2022年4月1日以降、75歳以上の方と弱化した免疫をお持ちの12歳以上の方を除き、有料化されます。
また、「NHS Covid Pass」はイギリス国内でのワクチンパスポートとしての役割を終了します。
ウェールズ
ウェールズは2022年3月28日(月)以降、全ての規制を撤廃する予定ですが、今年の6月末まで一部のテストに関する対応は継続されます。
3月28日以降、PCRテストは有料化され、簡易テスト(LFT)は新型コロナウイルス感染症の症状がある方のみオンラインで無料でキットを注文できるようになります。
同時に、症状がある方は自己隔離が推奨され、濃厚接触者のアプリ等による追跡サービスも継続となります。
今年6月末には簡易テスト(LFT)も有料化され、3月28日以降も継続される対応も見直される予定です。
スコットランド
来週2022年3月21日(月)以降、スコットランドの規制はほぼ全て解除されます。
マスク等の着用義務は公共交通機関や一部の屋内施設で継続され、簡易テスト(LFT)のキットも4月末まで無料提供されます。
5月1日(日)以降、新型コロナウイルス感染症の症状がある方はテストが求められなくなり、症状が改善するまで在宅が推奨されます。
同時に追跡サービスも廃止されます。
北アイルランド
北アイルランドは2022年2月15日(火)以降、従来の「規制」から「ガイダンス」と政府の方針は全て推奨されるルールという位置付けに変更されています。
2022年以降のイギリス留学
上記の通り、2022年3月18日(金)以降、イギリス全土と各構成国は規制を全面的に撤廃する方針で対応を進めています。
日本もまん延防止等重点措置の実施が2022年3月21日(月)で終了しますが、イギリスはウイルスとの共存のため、世界的に見てもより進んだ規制全廃の道を歩んでいます。
このことからも、イギリスは世界に開かれた国であることが理解できますし、以前より留学生の受け入れにも積極的で、すでに日本からも多くの留学生がイギリスを留学先に選んでいます。
まだまだ規制が残っている国も多い中、英語学習のために留学を今年中にはじめたいという方は、ぜひイギリス留学をご検討ください。
すでに語学学校は対面授業を再開しており、留学生は課外活動、ソーシャルアクティビティーやイギリス国内の観光旅行等も、コロナ禍前の状況に近い形で、イギリス留学の時間を有意義に使うことができます。
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