現地ロンドンにオフィスを構えるイギリス留学エージェント「留学@UK」は語学留学・YMS(Youth Mobility Scheme/いわゆるワーキングホリデー)・ホームステイ・フットボール留学・専門留学・大学留学等、幅広い留学プログラムをご提供しております。
今回、YMSで渡英したサユリさんにインタビューし、YMSでイギリス生活を送る方の生の声を伺いました。
YMSは正式名称を「Tier 5 Youth Mobility Scheme」というビザ(査証)制度で、一時的な就労ビザに分類されます。
Youth Mobility Schemeの頭文字をとって「YMS(ワイ・エム・エス)」とも呼ばれます。
2008年11月以前は「Youth Exchange Scheme(ユース・エクスチェンジ・スキーム)」というワーキングホリデー制度がありましたが、2008年11月に「Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティー・スキーム)」という現在の制度が導入されました。
ちなみにYMSは2年間限定で滞在期間の延長や他のビザへのイギリス国内での切り替えができず、一生に一度しか取得できないビザのため、「一時的な就労ビザ」に分類され、他の就労ビザと区別されています。
他国のWorking Holiday(ワーキングホリデー)制度とは異なるビザ制度です。
サユリさんはYMSで2018年4月に渡英され、2020年3月までイギリス生活を送られるご予定です。
今までのご経歴とYMSでのイギリス生活、YMS終了後のご予定について伺いました。
留学@UK:イギリスにYMSでいらっしゃる前はどのような経験を積まれましたか?
サユリさん:イギリスに来る前はワーキングホリデーでカナダに1年、ニュージーランドに5カ月滞在しました。
留学@UK:海外経験豊富ですね!ニュージーランドのワーキングホリデーを5カ月で切り上げた理由はありましたか?
サユリさん:YMSでイギリスに2年間来ることを5年ほど夢見て、毎回機会がある度に抽選に応募し続けました。そして2018年1月に当選したので、ニュージーランドからイギリスに来ました。
留学@UK:倍率が高いと言われているYMSに見事ご当選された、強運の持ち主ですね!5年越しの当選ということですが、元々イギリスへの憧れはありましたか?
サユリさん:イギリスの文化や建築、産業革命の歴史に興味があり、イギリスで生活してみたいという思いがありました。
留学@UK:留学@UKにはYMSを目指している方からの事前お問い合わせもいただいておりますが、やはりみなさん何度も挑戦されていることが多く、年齢的にラストチャンスという方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、中には1回目の応募でたまたま当選したという運のいい方もいらっしゃいますので、抽選方式というのは本当のようですね。
すでにイギリスに来る前から英語での生活を長く送られていたかと思いますが、イギリスでは語学学校に通われましたか?
サユリさん:英語でコミュニケーションは取れましたが、イギリスに来てすぐ、イギリス英語に慣れる目的と友達作りのためロンドン市内の語学学校に4週間通いました。
留学@UK:カナダやニュージーランドで話されている英語とイギリス英語の違いには気づかれましたか?
サユリさん:慣れるまではイギリス英語はカナダ英語より早口に聞こえました。その点、イギリス英語に慣れる意味でも、最初に語学学校に通ったのはいい選択でした。
留学@UK:イギリス英語に慣れるのに時間がかかる留学生もたくさんいらっしゃいますので、ある程度の英語力がある場合でも語学学校に通われることは大変おすすめです。
生活を通してイギリス英語に慣れるより効率がよく、その後のイギリス生活に必ず役立つ知識を得られます。
語学学校は問題なく楽しまれたようですが、滞在先はどうされましたか?
サユリさん:はじめはホームステイを6週間申し込みました。
ホームステイ滞在後にシェアフラットに引っ越したかったのですが、なかなか気に入るシェアフラット*の物件が見つからず、2週間滞在を延長して最終的には2ヶ月間ホームステイしました。
* フラット:イギリスのアパートのこと、シェアフラットはキッチン・バスルーム等を住民同士で共有するフラットのことです。
留学@UK:ホームステイ滞在はイギリスが初めてでしたか?
サユリさん:カナダでもホームステイを経験して楽しかったので、イギリスでもホームステイを選びました。
ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとることができたので、ロンドンでの生活にも早くなじめました。
留学@UK:ホームステイはイギリスの一般家庭に滞在するので、現代のイギリスの文化や食生活、生活様式を実生活を通して学べる利点がありますね。
お引っ越しまで少々時間がかかったようですが、物件探しはいかがでしたか?
サユリさん:色々と物件を見学して、日本人女性向けのシェアフラットに引っ越しました。
治安がいい地域にあるシェアフラットという条件だったので、その点は妥協せずに実際に見学して、最終的に気に入った物件に引っ越しを決めました。
留学@UK:留学@UKでは留学生にはまずは最短でも2-3カ月はホームステイ滞在をし、イギリス生活に少し慣れた頃に、余裕を持ってシェアフラットに引っ越しをご検討いただいています。
物件探しは実際に見学して決めるもので、写真のみで判断して大失敗という体験談を耳にします。
イギリスは日本のように何もかもがスムーズに進む国ではないので、サユリさんのようにお引っ越しに時間が想像以上にかかることをあらかじめ想定しておくといいかもしれません。
時間をかけて物件探しをされたとのことですが、治安を気にされていて、ご希望に合う物件を見つけられてよかったですね。
今でも同じフラットにお住まいですか?
サユリさん:とても気に入って住んでいたのですが、大家さんが日本に帰国されるため物件を手放すことになり、急に引っ越しせざるを得なくなりました。
今はヨーロッパ出身のカップルとアジアからの留学生の国際色豊かな環境でシェアフラット生活を送っています。
留学@UK:それもイギリスの住宅事情ではよくあるパターンですね。
大家さんが物件を手放す、改装する、1軒を家族に貸し出す等、想定外の引っ越しを余儀なくされたり、住宅設備の調子が悪くなったり故障したりとイギリスの物件にはトラブルがつきものです。
その場その場の的確な判断が求められるため高い英語力がないと不利な立場に陥ってしまうこともあります。
その点サユリさんは問題なく対応されたようですが、その他、何かイギリス生活でのトラブルは何かありましたか?
サユリさん:一度かぜを引いてしまい、体調が悪い中薬局のBootsで薬を買って、それで凌ぎました。その他は特にトラブルは幸い経験していません。
留学@UK:やはり海外経験が豊富だとイギリスでの生活にも順応しやすいのでしょうね。語学学校に通われた後はどうされたのでしょうか?
サユリさん:ちょうど最初のシェアフラットに引っ越した頃にチャイナタウン*のレストランでの仕事を見つけ、イギリスで働く生活をはじめました。
* チャイナタウン:ロンドン中心地の中華料理レストランが軒を連ねる中華街
留学@UK:職場環境はいかがでしたか?
サユリさん:イギリス出身のスタッフも多く、国際色豊かで完全英語環境でした。そこで実践的な英語を学べました。
留学@UK:語学学校で英語を学んだ上で、職場で実践的な英語を身につける、まさに理想の流れですね!その後はどうされましたか?
サユリさん:他の職場でも経験を積みたいと思い、今は西ロンドンの日本食レストランで働いています。
こちらも英語環境で国際色豊かなスタッフと共に働いています。このままYMS終了まで今の職場にいる予定です。
留学@UK:今年2020年の3月でYMS終了とのことですが、その後のご予定はありますか?
サユリさん:ヨーロッパでまだ行ったことのない国を観光して、その後は日本に帰ります。
他の国のワーキングホリデーを狙っているので、日本からビザ申請をして、また海外生活を送りたいと思っています。
留学@UK:YMSの前後に他の国へワーキングホリデーに行かれる方もたくさんいらっしゃいますね!
英語力が身についた状態で海外生活をはじめると、すぐに就職活動をはじめられるのでワーキングホリデー期間を最大限有効活用できそうです。
海外で経験を積み、英語で問題なくコミュニケーションが取れるようになると日本帰国後の就職にも役立ちますね。
YMSで語学学校に通われ、ホームステイ滞在終了後、シェアフラットへのお引っ越しを経験され、ロンドンで働いている方からのご意見は大変貴重です。
今後の海外生活も実りあるものとなるようイギリス・ロンドンから願っております。
インタビューにご協力いただきありがとうございました!
留学エージェント「留学@UK」は安心のEnglish UK Partner Agency認定留学エージェントです。
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English UKはイギリス・ロンドンに本部を構える、イギリス(イングランド・ウェールズ)に登録がある法人・チャリティー団体です。
主な活動として、留学生の英語教育の発展のため、英語教育界のスタッフトレーニング、エージェントトレーニング、British Council(ブリティッシュ・カウンシル/英国文化振興会、イギリス政府により設立された公的な国際文化交流機関)との協力による教育機関の品質保証とコース認可、留学生向けの情報提供・指導・無料の苦情処理を行なっております。
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全世界にある数多くの留学エージェントの内、2020年1月現在、304の留学エージェントが「English UK Partner Agency」に認定されています。
その304分の1が留学@UKです。
日本を拠点とする認定留学エージェントは2社あり、イギリスを拠点とする認定留学エージェントは62社、内日本語でサービスを提供しているのは留学@UKを含む2社のみです。
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