イギリス留学ビザ情報
学生ビザ
Student visa
主に大学・専門学校・カレッジへの留学時に必要なビザです
旧 Tier 4 (General) student visa

主に大学・専門学校・カレッジ留学に必要なビザ

事前に日本(または定住している国・地域)で申請・取得します。
出発予定日の6ヶ月前からビザ申請が可能です。
通常3週間以内にビザ申請の結果が出ます。
イギリス入国・出国のタイミング
学生ビザ「Student visa」でイギリスに留学する場合、受講するコースの種類と期間によって、イギリス入国・出国のタイミングが異なります。
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12カ月間以上のコースの場合
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入国:コース開始日1カ月前以降
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出国:コース終了後4カ月後以内
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6カ月間以上、12カ月間以内のコースの場合
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入国:コース開始日1カ月前以降
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出国:コース終了後2カ月後以内
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6カ月間以内のPre-sessionalコースの場合、またはPostgraduate doctor・dentistコースの場合
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入国:コース開始日1カ月前以降
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出国:コース終了後1カ月後以内
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6カ月間以内のPre-sessionalコース以外の場合
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入国:コース開始日1週間前以降
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出国:コース終了後1週間後以内
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学生ビザでの就労

学生ビザ「Student visa」は条件を満たした場合、就労が認められています。
高等教育機関でフルタイムの学位取得のためのコースを受講している場合、学期中は週20時間まで、学期外はフルタイムでの就労が許可されます。
高等教育機関でフルタイムの学位取得のため以外のコースを受講している場合、学期中は週10時間まで、学期外はフルタイムでの就労が許可されます。
その他のコース(パートタイムを含む)を受講している場合、就労は許可されません。
学生ビザ「Student visa」は条件を満たした場合、就労は許可されているものの、イギリス留学生に対して発行されるビザのため、あくまでも主な目的は就学となります。
そのため、条件を満たす資金を確保した上で留学計画を立てることが重要です。
パートタイム就労から得られる収入のみに頼って留学生活を送り、学業を修めることは許可されていませんので注意しましょう。
また、学生ビザ「Student visa」の留学生を違法労働させる雇用者もいるようですので、留学途中で強制送還とならないよう法律を遵守し、就労先選びには注意しましょう。

Student visaの申請費用

学生ビザ「Student visa」の申請費用は£348(¥48,720)です。
Immigration Health Surchargeの支払い
ビザ申請費用の他に、イギリスの国民健康サービス「NHS(National Health Service)」を利用するためのImmigration Health Surchargeの支払いが必要となります。
NHSを利用する予定の有無に関わらず費用の支払いが求められます。
1年間の費用は£470(¥65,800)です。
6ヶ月以上11ヶ月以内は1年間として計算されます。
6ヶ月以内は1年間の費用の半額を支払います。

9ヶ月間の留学の場合
1年間の費用£470(¥65,800)を支払います。
1年6ヶ月間の留学の場合
1年間の費用とその半額の合計、£705(¥98,700)を支払います。
3年間の留学の場合
3年間の費用£1,410(¥197,400)を支払います。
申請書類・資金証明

CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)と呼ばれるものが申請書類の一部として必要です。
学生ビザ「Student visa」の申請には資金証明が必要となります。
ロンドン市内への長期語学留学の場合
6ヶ月以上9ヶ月以内のロンドン市内への長期語学留学の場合、£1,334 x 滞在期間(月数)の資金が生活費として必要となります。
6ヶ月間 £8,004(¥1,120,560)
7ヶ月間 £9,338(¥1,307,320)
8ヶ月間 £10,672(¥1,494,080)
9ヶ月間 £12,006(¥1,680,840)
9ヶ月以上11ヶ月以下の滞在期間の場合、少なくとも9ヶ月間の資金が必要となります。
£12,006(¥1,680,840)以上
ロンドン市外への長期語学留学の場合
6ヶ月以上9ヶ月以内のロンドン市外への長期語学留学の場合、£1,023 x 滞在期間(月数)の資金が生活費として必要となります。
6ヶ月間 £6,138(¥859,320)
7ヶ月間 £7,161(¥1,002,540)
8ヶ月間 £8,184(¥1,145,760)
9ヶ月間 £9,207(¥1,288,980)
9ヶ月以上11ヶ月以下の滞在期間の場合、少なくとも9ヶ月間の資金が必要となります。
£9,207(¥1,288,980)以上
資金証明の注意点
ビザ申請前に滞在費を支払った場合、支払い済みの滞在費を差し引いた資金が必要となります。
資金は銀行口座に28日間以上継続して預金されている必要があります。
この間、資金が必要額を下回ることはできません。
この28日目はビザ申請日の31日以内に含まれている必要があるため、計画的な預金が必要となります。
スターリング・ポンド以外の通貨、例えば日本円で銀行口座に預金されている場合、為替の変動を考慮し3-5%程度の余裕をもって預金されていると安心です。
本人または保護者(親権者または法定代理人)、配偶者の名義の銀行口座を資金証明として利用できます。

ビザ申請

申請書類はオンラインで作成し、紙に印刷したものを持参し、東京と大阪にある英国ビザ申請センターでビザ申請します。
代理申請はできないため、遠方にお住いの方も必ずどちらかの英国ビザ申請センターへ直接ご本人が行く必要があります。
語学留学後の大学進学では、イギリス国内でビザの切り替えが可能
学生ビザ「Student visa」の留学生を受け入れられる資格「スポンサーライセンス」を持つ語学学校に通われる場合は、学生ビザ「Student visa」を申請できます。
語学留学の後に大学進学する予定の留学生は、 学生ビザ「Student visa」を取得し、語学学校のコースを終了した後、すみやかにイギリス国内で新しい学生ビザ「Student visa」を申請することで、イギリスを離れることなくビザを切り替えることができます。
スポンサーライセンスを持つ語学学校は限られているため、詳しくはお問い合わせください。

大学卒業生は2年間、イギリスで就職活動と就労が可能

2021年夏以降に大学の学位(Degree)が授与された卒業生は2年間、イギリスで就職活動と就労が可能となる「Graduate Route」をイギリス国内で申請・取得できます。
PhD(博士課程)を修了した留学生は就職活動・就労が可能な期間が3年間となります。
このビザは延長は不可ですが、就労ビザを含む他のビザにイギリス国内で切り替えることができますので、イギリスでの就職の可能性が大幅に広がります。
留学先がこの制度の対象となる大学・高等教育機関であるかは必ずご確認ください。
「Graduate Route」は2021年7月1日から申請できます。
Graduate Routeビザ申請費用は£700(¥98,000)です。
NHSを利用する予定の有無に関わらず、Immigration Health Surchargeを支払います。
1年間の費用は£624(¥87,360)です。

2年間のGraduate Routeの場合
2年間のImmigration Health Surcharge、£1,248(¥174,720)を支払います。
3年間のGraduate Routeの場合
3年間のImmigration Health Surcharge、£1,872(¥262,080)を支払います。
£1 = ¥140で換算
2021年3月19日更新
イギリスでは個々へのイギリスの査証(ビザ)・Biometric Residence Permit(BRP)に関するアドバイスを含む、一切の移民アドバイス(Immigration advice)、移民サービス(Immigration services)を提供するためには、Home Office(イギリス内務省)公認「Office of the Immigration Services Commissioner(OISC)」または「Immigration and Asylum Act 1999(1999年移民・難民庇護法)」に規定されている認定を受けた専門家団体への所属がイギリスの法律により必須となります。
当社がご案内する情報はイギリス内務省が発表する情報を日本語訳しており、個々の事情に当てはまらないこともございますので、必要に応じてOISCまたは1999年移民・難民庇護法に規定されている認定を受けた専門家団体へ所属する専門家にご相談ください。
当社の責によらず、イギリスのビザに関する内容が予告なしに変更されることがあります。
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