LONDON

ロンドン

イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)と構成国イングランドの首都ロンドン

ロンドン都市情報

名称:ロンドン(London)

 

位置:イングランド南東部

   テムズ川河口から約80km(50マイル)上流

   座標 北緯51度30分28秒

      西経0度07分41秒

 

面積:1,572平方キロメートル

 

人口:約882万5,000人(2017年現在)

   大阪府の人口と同規模

首都ロンドン

ロンドンはイギリスの首都であり、イギリスの構成国の一つ、イングランドの首都でもあります。

 

イギリスは正式名称「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という名の通り、連合王国のため、通称イギリスという国家に4つの構成国があります。

 

グレートブリテン島に構成国3国、イングランド・ウェールズ・スコットランドがあり、西側に隣接するアイルランド島北部に北アイルランドがあります。

 

アイルランド島南西部にはアイルランド共和国と呼ばれる別国家があります。

文化的な多様性を認める国際都市

世界中から様々な人々が集まる多国籍都市ロンドン。

 

文化的多様性を受け入れ、自分らしく生きられると感じられる方が多いようです。

 

多様性の一例として、ロンドンでは300の言語が話されていると言われています。

 

英語が第一言語でない方も非常に多いため、英語学習者である留学生もなじみやすいのではないでしょうか。

ロンドンの観光名所

大英博物館

British Museum

バッキンガム宮殿

Buckingham Palace

ロンドン・アイ

London Eye

ナショナル・ギャラリー

National Gallery

タワーブリッジ

Tower Bridge

ビッグ・ベン

Big Ben/Elizabeth Tower

カムデン・マーケット

Camden Market

ザ・シャード

The Shard

ロンドンある世界遺産

ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院、聖マーガレット教会

Palace of Westminster, Westminster Abbey and Saint Margaret’s Church

王立植物園キューガーデン

Royal Botanic Gardens at Kew

ロンドン塔

The Tower of London

海事都市グリニッジ

Maritime Greenwich

ロンドンの気候

ロンドンには日本と同じく四季があります。

 

緯度は北緯51度と、北海道の北緯43度より高く位置していますが、西海岸性気候に属しているため海洋からの偏西風の影響を受け、高緯度の割には温暖で過ごしやすい気候です。

 

夏はあまり暑くならず、冬も高緯度の割には気温が下がらない気候に恵まれています。

 

曇りの日も多く、年間を通して雨がよく降ります。

急に雨が降り出し、止んでの繰り返しも多く、夏でも朝晩は肌寒い程に冷え込むこともあるため、「一日の中に四季がある」とも言われています。

 

ロンドンは東京より寒暖の差がなく、平均気温は6月から8月にかけての夏場でも20ºC前後です。

 

夏の日中は30ºCを超えることもあり、一般家庭にはエアコンがないため、窓を開けて扇風機を使います。

 

こまめな水分補給等、熱中症対策が重要となります。

 

秋から冬の時期は日照時間が短くなり、どんどん朝晩の冷え込みが厳しくなります。

 

日中もあまり気温が上がらず、突発的な雨が多く降ります。

 

冬は平均気温が5ºCを下回りますが、氷点下を割ることは滅多になく、雪はほとんど降りません。

 

冬になると霧が多く発生します。

ロンドンの年間降水雨量は621mmと、東京の1,435mmの半分以下です。

 

1日の中での気候の変化が多く、曇りがちな空模様の印象が強いため、雨が多いと感じられます。

 

雨が降り続けることは少ないため、傘を持ち歩かない、少しくらい濡れることは気にされない、フードを被ってしのぐという方も多いです。

 

傘を差さないイメージがあるかもしれませんが、小雨でも傘を差すロンドン市民もいるため、気にせずに傘をさした方がいいでしょう。

ロンドン公共交通機関

地下鉄

London Underground(ロンドン・アンダーグラウンド)と呼ばれる世界最古の地下鉄。

愛称のTube(チューブ)で親しまれています。

 

鉄道

London Overground(ロンドン・オーバーグラウンド)が地上を運行しています。

その他、ロンドン市外への電車もロンドン主要駅から運行しています。

バス

赤色の2階建てバス、Double-decker bus(ダブルデッカー・バス)が有名です。

 

ライトメトロ

DLR(Docklands Light Railway/ドックランズ・ライト・レイルウェイ)がロンドン東部ドックランズを運行しています。

路面電車

London Trams(ロンドン・トラム)はロンドン南部の町、Beckenham Junction、Wimbledon、Addingtonを結んでいます。

 

レンタル自転車

Santander Cycles(サンタンダー・サイクルズ)はロンドン各地に設置されているレンタル自転車です。

2010年サービス開始、2015年よりイギリスの銀行Santander UKが7年間のスポンサーになったため、行名が使われています。

タクシー

ロンドンタクシーはBlack Cab(ブラック・キャブ)と呼ばれ、「The Knowledge of London」という難関資格に合格した運転手のみが運転することが許可されています。

ブラック・キャブの運転手はロンドン交通局(Transport for London)に登録している正式な運転手のため、料金は若干割高ですが安心して乗ることができます。

 

ロープウェイ

Emirates Air Line(エミレーツ・エア・ライン)はテムズ川にかかるロープウェイです。

2012年開業、エミレーツ航空が10年間のスポンサーとなったため、社名が使われています。

ロンドン主要

ロンドンには数多くの駅がありますが、路線乗り換えやロンドン市外への移動に利用する主要駅は以下の通りです。

 

  • Waterloo

  • Paddington

  • King’s Cross

  • St Pancras

  • Euston

  • Charing Cross

  • Victoria

  • London Bridge

  • Fenchurch Street

  • Liverpool Street

ロンドンある空港

ロンドンには6つの主要空港があります。

 

  1. ロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport/LHR)

  2. ロンドン・ガトウィック空港(London Gatwick Airport/LGW)

  3. ロンドン・スタンステッド空港(London Stansted Airport/STN)

  4. ロンドン・ルートン空港(London Luton Airport/LTN)

  5. ロンドン・シティ空港(London City Airport/LCY)

  6. ロンドン・サウスエンド空港(London Southend Airport/SEN)

ロンドンへの行き方

日本↔︎ロンドン間は空路で移動できます。

 

直行便

直行便での日本↔︎ロンドン間の移動は約12 – 13時間の所要時間です。

羽田空港(東京国際空港)↔︎ロンドン・ヒースロー空港間を全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は毎日就航しています。

成田空港↔︎ロンドン・ヒースロー空港間をブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は毎日就航しています。

関西国際空港↔︎ロンドン・ヒースロー空港間をブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は週3-4日就航しています。

通常、直行便をご利用の場合、日本からロンドンへの移動は同日中の到着、ロンドンから日本への移動は翌日の到着となります。

 

経由便

経由便は日本全国各地の国際空港から多数就航しています。

主にアジア(主に韓国、シンガポール、中国、香港)経由、中東(主にアラブ首長国連邦・ドバイ、カタール、トルコ)経由、ヨーロッパ(主にイタリア、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、デンマーク、フィンランド、フランス)経由でロンドンに渡航できます。

通常、経由便をご利用の場合、日本からロンドンへの移動は同日中の到着となりますが、東南アジアや中東経由の経由便をご利用の場合、翌日の到着となります。

ロンドンから日本への移動は翌日の到着となります。

日本との時差

日本とイギリスの時差は9時間で、日本の方が進んでいます。

 

イギリスでは夏時間(サマータイム)が導入されていて、この期間中は日本との時差が8時間になります。

 

イギリス冬時間(Greenwich Mean Time/GMT)は10月最終日曜日から翌年3月最終日曜日までです。

 

イギリス夏時間(British Summer Time/BST)は3月最終日曜日から10月最終日曜日までです。

時差ぼけ対策は飛行機に登場したら、すぐに手持ちの時計をイギリス時間に変更し、体内時計がイギリス時間になるようにすることです。

 

イギリスに夕方から夜にかけて到着する場合、フライト中になるべく起きていると、滞在先到着後すぐに寝ることができます。

 

昼頃に日本を経つ便の場合、直ぐに寝るといいでしょう。

 

機内食は体内時計の調整に役立ちますが、カフェインやアルコールの摂取しすぎには注意が必要です。

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