2018年も早1ヶ月が過ぎ、もう2月ですね。
2月は28日までしかなくあっという間に夏時間が始まる穏やかな気候の3月の到来が待ち遠しい限りです。
30日までの月と31日までの月の覚え方に、日本語で「西向く侍(にしむくさむらい)」というのがありますね。
「二四六九士」(武士の士が十一を表しています)という2・4・6・9・11の月は30日まで、2月は例外的に28日、閏年は29日まであるという、31日までない月をまとめて覚える方法がありますが、イギリス式の覚え方を紹介します!英語圏では共通の覚え方かもしれません。
まず、こぶし(fist)を握ります。
そして、指の関節の突起部分(knuckle)とその間のくぼみ(valley)を左手の左端から順に数えると31日までの月がいつかが分かります!
以下のイラストのように1月から7月を左手のこぶしで数え、右手のこぶしで8月以降を数える方法と、片手で8月からを折り返し数える方法があります。
片手で数える方法は、7月と8月は31日まであるので同じ左手の人差し指(もしくは右手の小指)の関節の突起部分で数え、9月から左方向に戻ります。左右どちらの手でも数えられます。
他にも、以下のような文章で覚える方法もあります。
Thirty days hath September,
April, June, and November;
All the rest have thirty-one,
Excepting February alone,
And that has twenty-eight days clear
And twenty-nine in each leap year
(hath=has、古い英語の3人称単数現在形のhave)
[訳]
30日は9月
4月、6月、11月
残りは31日
2月は違って
28日
閏年は29日
日本語は語呂合わせでテンポよく覚えられますが、英語にはそのような覚え方があまりありません。
歌を歌うように口ずさむことも多いですが、それでも日本語の九九のように簡単ではありません。
単純にリズムに乗って読み上げるイメージです。
イギリス式の九九については次回の記事でご紹介いたします。