間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 6

2020年10月12日

イギリスロンドンの地名・駅名は複雑で想像がつかない呼び方をするものもたくさんあります。

 

英語は綴り通りアルファベットを読み上げる簡単な言語ではありません。

読まない文字もたくさんありますので、綴りから発音を予測できない不便さがあります。

 

「正しい」発音というものはないのかもしれませんが、地元の人が使う地名・駅名をご紹介いたします。

 

日本語でも例えば東京の新宿は誰もが「しんじゅく」と呼び、「しんしゅく」や「にいじゅく」とは呼びませんよね。

これと同様に英語でも少なくとも「地元の人はこう言う」という発音があります。

 

語学学校の上級クラスでも習うことがある、International Phonetic Alphabet (IPA、国際音声記号)を併記しました。

発音の参考もカタカナで併記しましたが、英語の発音をカタカナで正確に表現することは不可能ですので、あくまでも参考程度に捉えてください。

分かりやすくするため、よくある間違いの発音には「× 〇〇〇」とバツを前に表記しました。

 

シリーズ第6弾の今回はロンドンのみならず、イギリス・イングランド南部と北部、更には中東部まで、ぜひとも一度は観光等で訪れたい5つの地名・駅名をご紹介します!

地名、発音記号、発音の参考(カタカナ表記)の順にご紹介いたしますので、少しずつスクロールして地名の綴りから発音を想像して読み進めていただいても面白いかもしれません。

 

シリーズ第1-5弾は以下からご覧いただけます。

→ 「間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 1

https://www.ryugakuatuk.com/hard-to-pronounce-british-place-station-names-1/

→ 「間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 2

https://www.ryugakuatuk.com/hard-to-pronounce-british-place-station-names-2/

→ 「間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 3

https://www.ryugakuatuk.com/hard-to-pronounce-british-place-station-names-3/

→ 「間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 4

https://www.ryugakuatuk.com/hard-to-pronounce-british-place-station-names-4/

→ 「間違えやすいイギリス・ロンドンの地名・駅名 Part 5

https://www.ryugakuatuk.com/hard-to-pronounce-british-place-station-names-5/

 

 

 

 

 

1. Torquay

 

発音 /tɔːˈkiː/

(参考:トーキー → キーにアクセント)

 

 

イギリス・イングランド南西部のデヴォン(Devon)にある単一自治体(Unitary Authority、イギリスの行政区画の一種)、Torbay(トーベイ)にある海岸沿いの地域です。

ロンドンからは電車で約3-4時間の距離にあります。

 

綴りもなかなか難しいですが、後半のキーが強調されることが特徴です。

地域によっても異なりますが、基本的にイギリス英語はNon-rhoticといい、原則Rを発音しませんので、TorquayのRは読まない文字です。

イギリスの地域によってはRを発音するRhoticの英語を話す方もいます。

 

Tor Bay(トー湾)の北部に位置するこの地域は昔「Torre」と呼ばれており、現代では「Tor」と綴られ、Torquayと呼ばれています。

Torreの綴りは1848年開業の鉄道駅Torre Railway Stationや、1196年に設立されたTorre Abbey(トー修道院)等の名に現存しています。

 

細かな点ですが、1つの単語で続けて書くTorbayは行政地区の名前、2つの単語に分けて書くTor Bayは湾の名前と、表記に違いがあります。

 

イギリスの著名な推理小説作家、アガサ・クリスティー(Dame Agatha Christie DBE)が生まれた地域でもあります。

海岸沿いにAgatha Christie Mileという、アガサ・クリスティーゆかりの地をめぐることができる観光地帯があり、そこに含まれるTorquay Museum(トーキー博物館)にはAgatha Christie Galleryという、イギリス唯一であり常設の展示があります。

推理小説ファンにとってはたまらない、一生に一度は訪れたい地域ですね。

 

なお、Torbayの発音は以下の通りです。

 

発音 /tɔːˈbeɪ/

(参考:トーベイ → ベイにアクセント)

 

 

 

 

 

2. South Quay

 

発音 /kiː/

(参考:キー)

 

 

ロンドン東部にある大規模再開発地域かつイギリス第2の金融センター、Canary Wharf(カナリー・ワーフ)が位置するテムズ川沿いの半島、Isle of Dogs(アイル・オブ・ドッグズ)の南側に位置するこの駅名。

1つ目にご紹介したTorquayの発音が分かると、Quayの発音も想像がつきますね。

知っている単語から意味や発音を想像することは言語学習を次のステージに進めるための非常にいい方法です。

 

QuayはTorquayのquayと同じ、キーという発音です。

イギリス英語では綴り通り、「× クウェイ」とは発音されませんので注意しましょう。

ちなみに、「Quay」は埠頭という意味です。

Isle of Dogsに複数あるドック(船渠)の一つ、South DockのQuayということで、South Quayと呼ばれています。

 

発音が分かると、Quayが付いた他の地名もマスターできますね。

知っておいて損はない発音です。

例:West India Quay、Surrey Quays、Heron Quays

 

 

 

 

 

3. Ruislip

 

発音 /ˈraɪslɪp/

(参考:イスリップ → はじめのラにアクセント)

 

 

ロンドン最西端にある行政区、Borough of Hillingdon(ヒリンドン自治区)のこの地域はロンドン地下鉄の駅名でもあります。

Rの後にUがあるので「× ルイスリップ」と読んでしまいそうになるかもしれませんが、Uをアの発音、もしくはRyslipのようなイメージで発音するとネイティブの発音に近づけます。

 

 

 

 

 

4. Durham

 

発音 /ˈdʌrəm/

(参考:レム → はじめのダにアクセント)

 

 

日本語ではダラムまたはダーラムと表記されるイングランド北西部のこの地域はUNESCO(ユネスコ)の世界遺産にも登録されているDuram Castle(ダラム城)とDurham Cathedral(ダラム大聖堂)が有名です。

Uにつられて「× デュラム」やHを発音して「× デュルハム」とはならず、RuislipのUとは厳密には異なる発音ではありますが、DurhamのUをアの発音、Hを発音せずに、Aを力を抜いたEのような、Duremとイメージすると発音しやすくなるかもしれません。

Hを発音しないイギリスの地名・駅名は多いので、過去のシリーズ記事でもいくつかご紹介しています。ぜひご覧ください。

ロンドンから電車で約3時間の距離にあるDurhamにはイギリス伝統のカレッジ制の大学、Durham University(ダラム大学)があり、非常に歴史がある街並みと建造物は多くの映画やテレビシリーズの撮影地としても利用されています。

 

 

 

 

 

5. Lincoln

 

発音 /ˈlɪŋkən/

(参考:ンクン → はじめのリにアクセント)

 

 

イングランド中東部はイースト・ミッドランズにあるLincolnshire(リンカンシャー州)のこの都市は日本語ではリンカンと表記されますが、英語でははじめのリが強調され、残りの部分は弱く素早く発音します。

「× リンコルン」のように2つ目のLは発音されないと覚えましょう。

 

Lincoln Castle(リンカン城)やLincoln Cathedral(リンカン大聖堂)等、歴史を感じる建造物も多く、ロンドンから電車で約2-3時間の距離にある立地から、イギリス国内外からの観光客が集まる地域としても有名です。

特に、ゆっくりとした休暇や週末を求める歴史好きな方におすすめではないでしょうか。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

この記事では間違えやすいイギリス・ロンドンの地名5つをご紹介いたしました。

シリーズ記事として今後も間違えやすい地名をご紹介していきます。ご期待ください!

 

 

 

ネイティブの発音を聞かないと「地元の人はこう言う」という発音を学びようがありませんので、もしこの記事を読んで少しでも興味を持たれましたら、ぜひイギリス留学・ロンドン留学をご検討ください。

そしてこの記事を読んでいただいたのも何かのご縁ですので、イギリス留学には現地ロンドンにオフィスがある留学エージェント「留学@UK」の留学プログラムをご検討いただけたら幸いです。

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※ この記事はロンドンを含むイギリス・イングランド南部で広く使われている発音(アクセント)、Standard Southern British English (SSBE)を元にしていますので、イギリス国内でも他の地域の発音とは違うこともあります。

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