留学エージェントの「留学@UK」はイギリス各地のホームステイを提供しているため、ホームステイを受け入れてくれる一般家庭のホストファミリーにお土産を持っていくべきか、そして何を渡すべきかという質問をよくいただきます。
お土産を渡したい気持ちがあって荷物に余裕があれば渡していただいてもいいのですが、決して必須ではございません。
何かをしてもらう前に「よろしくお願いします」という気持ちを込めてお土産を渡す文化がイギリスにはありません。
お世話になった感謝の気持ちを示すために、何かをしてもらった後に贈り物をすることが一般的です。
もしお土産を渡されたいという方は、以下のものをご検討いただいてはいかがでしょうか。
- 箸
- 扇子
- 抹茶味のお菓子
- 金平糖
日本食や中華料理、特にすしが好きな方も最近は多いので箸は喜ばれるかもしれません。
ただし、イギリス社会は性差別や不平等さに非常に敏感ですので、夫婦箸のように性別によって大きさや形が違うものを贈るのは重大な問題になりかねませんので絶対に避けましょう。
コンビニのお菓子やキットカット抹茶味、金平糖のように日本を感じられる安価なお菓子を贈るのもいいかもしれませんが、アレルギーや思想、宗教等により、ホストファミリーに食べてもらえないこともあることをご留意ください。
また、イギリスは食に関して非常に保守的な方がとても多く、異文化の物は一切口にできない場合もあります。
悪気はありませんので、食べてもらえたらいいな、食べてもらえなかったら自分で食べよう程度の気持ちで構えてもらえるといいかと思います。
数千円する高価なものを贈る必要はありません。
特に箱に入っている必要はありませんし、包まなくても失礼にはなりません。
環境に配慮し無駄な梱包は極力避けたい方がとても多くなっていますので、日本に多い過剰包装は嫌がられることもあります。
個包装になっている必要もありません。
風呂敷か手ぬぐいで包んで、日本文化を説明し、包みも再利用してもらうのもいいかもしれません。