12 x 12まである!イギリス式かけ算九九「Times tables」

2018年2月19日

前回の記事「カレンダーはこぶしで覚える!イギリス式『西向く侍』」に引き続き、日々の生活に役立つイギリス情報として、今回はイギリス式のかけ算九九のご紹介です。

かけ算は英語で「Multiplication(マルティプリケーション)」といいます。

九九の表は「Times tables(タイムズ・テーブルズ)」といいます。

「Multiplication tables(マルティプリケーション・テーブルズ)」ともいい、こちらがより正式な呼び名ですが、口語では言いやすい「Times tables」を使うことが多いです。

 

 

複数の表、テーブルがあるため、複数形の「Tables」となります。

九九はその名の通り「9 x 9」までですが、イギリスでは「12 x 12」まで覚えます!

1ダースや時間、カレンダーのように12という数字は生活に根付いているため、12の段まで覚えるのは生活の知恵かもしれません。

【イギリス式かけ算表】

(クリックで拡大)

 

かけられる数(一つ目の数)は1から12まで固定で、かける数(二つ目の数)が段によって変わります。

日本の、1 x 1 → 1 x 2 → 1 x 3…とは反対ですね。

 

 

日本の小学生より覚える数が多くて大変に思われるかもしれませんが、日本の小学2年生が数ヶ月かけて学ぶかけ算九九をイギリスの小学生は数年かけてゆっくり学ぶことが一般的ですので、あまり心配はいりません。

イギリス・イングランドでは通常、9月はじまりの年度内に5歳になる年(つまり9月時点で4歳後半から5歳)に小学校(Primary School)へ入学しますが、2年生(Year 2/6-7歳)では理解しやすい「2・5・10の段」から学びます。

学年が上がるにつれて他の段も学びますが、10の段までは覚えるようにし、12段全てを覚えなくてもよいとされています。

個人の習得状況によってある程度の差が認められるのもイギリス式の教育の特徴の一つです。

比較すると日本の小学生2年生がたった1年間で9の段までのかけ算を全て覚えるのはとてもすごいことですね!

 

 

日本語だと「1 x 1」を「いんいちがいち」というようにリズムよい言い方がありますが、英語での言い方は色々あります。

以下は、広く使われている表現ですがこの他の言い方もあります。

 

【方法 1】かける数「times」かけられる数「is」答え

(一般的な言い方です)

One times one is one (1 x 1 = 1)

Three times four is twelve (3 x 4 = 12)

Six times seven is forty-two (6 x 7 = 42)

 

【方法 2】かける数「times」かけられる数「equals」答え

(方法 1と同じく一般的な言い方)

Two times two equals four (2 x 2 = 4)

Four times four equals sixteen (4 x 4 = 16)

Seven times seven equals forty-nine (7 x 7 = 49)

 

【方法 3】かける数・かけられる数「is」答え

(「times」を省略した言い方)

Two four is eight (2 x 4 = 8)

Ten nine is ninety (10 x 9 = 90)

Twelve twelve is one hundred forty-four (12 x 12 = 144)

 

【方法 4】かける数・かけられる数「is/are」答え

(かけられる数を複数形にする言い方)

One two is two (1 x 2 = 2)

Four threes are twelve (4 x 3 = 12)

Eleven twos are twenty-two (11 x 2 = 22)

 

(解説)

1個の「2」の合計は2、4個の「3」の合計は12、11個の「2」は22というような考え方です。

かけられる数が2以上の場合、「s」をつけて複数形にします。

また、be動詞も数に応じて「is/are」に変わります。

 

【方法 5】かける数「multiplied by」かけられる数「equals」答え

(正式な言い方ですが、あまり日常会話では使われません)

Five multiplied by six equals thirty (5 x 6 = 30)

Six multiplied by nine equals fifty-four (6 x 9 = 54)

Seven multiplied by eight equals fifty-six (7 x 8 = 56)

 

 

いかがでしたか。

はじめは難しく感じられるかもしれませんが、英語での考え方を理解できるとすらすら言えるようになります。

みなさまも英語の練習として日々のかけ算を英語でしてみてはいかがでしょうか。

 

※ イギリスは連合王国のため、構成国4カ国(イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド)により教育制度が異なります。この記事の内容は主に一般的なイングランドの初等教育のカリキュラムに沿っています。

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