12 x 12まである!イギリス式かけ算九九「Times tables」


イギリス一般情報

前回の記事「カレンダーはこぶしで覚える!イギリス式『西向く侍』」に引き続き、日々の生活に役立つイギリス情報として、今回はイギリス式のかけ算九九のご紹介です。   かけ算は英語で「Multiplication(マルティプリケーション)」といいます。 九九の表は「Times tables(タイムズ・テーブルズ)」といいます。 「Multiplication tables(マルティプリケーション・テーブルズ)」ともいい、こちらがより正式な呼び名ですが、口語では言いやすい「Times tables」を使うことが多いです。   複数の表、テーブルがあるため、複数形の「Tables」となります。   九九はその名の通り「9 x 9」までですが、イギリスでは「12 x 12」まで覚えます! 1ダースや時間、カレンダーのように12という数字は生活に根付いているため、12の段まで覚えるのは生活の知恵かもしれません。   【イギリス式かけ算表】 (クリックで拡大)   かけられる数(一つ目の数)は1から12まで固定で、かける数(二つ目の数)が段によって変わります。 日本の、1 x 1 → 1 x 2 → 1 x 3…とは反対ですね。   日本の小学生より覚える数が多くて大変に思われるかもしれませんが、日本の小学2年生が数ヶ月かけて学ぶかけ算九九をイギリスの小学生は数年かけてゆっくり学ぶことが一般的ですので、あまり心配はいりません。 イギリス・イングランドでは通常、9月はじまりの年度内に5歳になる年(つまり9月時点で4歳後半から5歳)に小学校(Primary School)へ入学しますが、2年生(Year 2/6-7歳)では理解しやすい「2・5・10の段」から学びます。 学年が上がるにつれて他の段も学びますが、10の段までは覚えるようにし、12段全てを覚えなくてもよいとされています。 個人の習得状況によってある程度の差が認められるのもイギリス式の教育の特徴の一つです。 比較すると日本の小学生2年生がたった1年間で9の段までのかけ算を全て覚えるのはとてもすごいことですね!   日本語だと「1 x 1」を「いんいちがいち」というようにリズムよい言い方がありますが、英語での言い方は色々あります。 以下は、広く使われている表現ですがこの他の言い方もあります。     【方法 1】かける数「times」かけられる数「is」答え (一般的な言い方です)   One times one […]

19th February 2018

カレンダーはこぶしで覚える!イギリス式「西向く侍」


イギリス一般情報

2018年も早1ヶ月が過ぎ、もう2月ですね。 2月は28日までしかなくあっという間に夏時間が始まる穏やかな気候の3月の到来が待ち遠しい限りです。   30日までの月と31日までの月の覚え方に、日本語で「西向く侍(にしむくさむらい)」というのがありますね。 「二四六九士」(武士の士が十一を表しています)という2・4・9・11の月は30日まで、2月は例外的に28日、閏年は29日まであるという、31日までない月をまとめて覚える方法がありますが、イギリス式の覚え方を紹介します!英語圏では共通の覚え方かもしれません。   まず、こぶし(fist)を握ります。 そして、指の関節の突起部分(knuckle)とその間のくぼみ(valley)を左手の左端から順に数えると31日までの月がいつかが分かります!   以下のイラストのように1月から7月を左手のこぶしで数え、右手のこぶしで8月以降を数える方法と、片手で8月からを折り返し数える方法があります。 片手で数える方法は、7月と8月は31日まであるので同じ左手の人差し指(もしくは右手の小指)の関節の突起部分で数え、9月から左方向に戻ります。左右どちらの手でも数えられます。     他にも、以下のような文章で覚える方法もあります。   Thirty days hath September, April, June, and November; All the rest have thirty-one, Excepting February alone, And that has twenty-eight days clear And twenty-nine in each leap year (hath=has、古い英語の3人称単数現在形のhave)   [訳] 30日は9月 4月、6月、11月 残りは31日 2月は違って 28日 閏年は29日   日本語は語呂合わせでテンポよく覚えられますが、英語にはそのような覚え方があまりありません。 歌を歌うように口ずさむことも多いですが、それでも日本語の九九のように簡単ではありません。 […]

5th February 2018